以前、
シーサイドホテルで
挙式のプロデュースをさせていただいたお客様が
子供をつれて、遊びに来てくれました。
(私は残念ながら、お会いできなかったのですが)
ご結婚式後も、
石垣島にお越しの際に
サロンへお立ち寄りくださるお客様にお会いできると、
本当に嬉しいものです。
そのお二人の結婚式は、
暑さと、万が一の雨のときのことを考え、
ホテルの中庭にある東屋の中での挙式。
プランニングするにあたり、
まず
お二人の「想い」や「ご要望」、そして
ゲストの年代層や、構成などを伺い
当日の万が一の悪天候を考え、
更に
新郎新婦やゲストの控え室やトイレ、交通の便その他色々を
考慮した上で
できる限りご希望に合わせた、会場探し。
挙式のプランを持たないホテルへ
ホテルを会場として使わせていただく為の
交渉に出向き、
「ぜひココで!」とお願いをし、
使わせていただけることになったら、
色々な可能性を考慮し、下準備。
事前に、お二人とゲストの
フライトスケジュールや、宿泊先や、
ホテルまでの「足」の確保、確認。
タイムスケジュールを作り、
台本を作り、
プランを形にし、
スタッフを集めてミーティング。
前日のうちに、サロンでお花を生けて準備し、
当日は、朝から会場設営の為の道具の搬入、設営。
音響のチェックやスタッフの配置を確認して
新郎新婦とゲストのお迎え。
ゲストを会場に誘導し、着席したら・・・
いよいよ挙式。
目の前には海。
琉装の新郎新婦。
見守るご家族。
「挙式は、お二人が結婚を誓う、儀式。
だからこそ、会場がどこだろうと、
挙式は絶対に、厳粛であるべき。」
というのが私の挙式プランニングの大前提。
この時は、
お二人とご家族だけの、人前式でしたが
とても厳粛な雰囲気で、
全員が、しっかりと見守る中、
ご自分達の言葉で結婚を誓い、挙式をされたお二人。
お二人の結婚を誓う、
お二人と、ご家族、皆さんにとって
とても重要で大切な瞬間を作りあげる
・・・それが私の仕事。
だからこそ
普段の私からは考えられない程、
(当たり前のことですが)
擦り切れるほど神経を使います。
元が大雑把なもので、
「こんな責任重大な仕事、私には無理、もう出来ない(涙)」と
弱音を吐き(←心の中で)
何度
「こんな大変な仕事、もう辞めたい、逃げ出したい」と
思ったことか(←本当に)
だからこそ、無事に挙式が終わり
お二人とゲストの皆さんの笑顔を見たときには
色々な「大変だったこと」が
ぱーっと吹き飛び、
「この仕事してて、本当によかったなー」
と心から思います。
ウエディングの仕事は
本当に私の苦手な分野ばかり
(人前で話したり、細かい仕事をこなしたり・・・)
だけど・・・
きっと、私の天職。
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