2007年6月25日、ウエディングパーティーのプロデュース。
昨日、2007年6月25日
市内の郷土料理レストランで
ウエディングパーティーの
プロデュースをさせてもらいました。
一番最初に二人が相談に来たのは、昨年。
挙式後のパーティーを
プロデュースしてほしいというご依頼。
今年に入り、打ち合わせをはじめ、
5月からは毎週1回の打ち合わせ
(ゆんたくを兼ねて?)
そして、迎えたパーティ当日。
大阪から来て、
石垣島で知り合い
晴れて結婚式を迎えたお二人。
ゲストは、
ご両家のご家族とお友達の総勢20名。
二人の希望が
「形式ばった、堅苦しいのもではなく
はるばる来てくれるみんなで
おいしい食事を、楽しむ会」
泣き虫、だという花嫁さん。
泣いてしまいそうなことは早めに。
最後は笑顔で終わろう!と
二人のためだけに組んだ
プログラムのタイムスケジュール。
旅行を兼ねての方がほとんどだし、
みんなが何の心配もなく
お酒を一緒に楽しめるように
と、事前に手配した、全員分の送迎車。
会場でお待ちいただく間、
暑いはずだから気持ちよく過ごしてほしいと
ウエルカムドリンクの手配。
テーマカラーは青と白。
二人の好きな
海と砂浜。青い空と白い雲。
おいしいお料理を食べてほしいと
二人で事前に試食に出かけ、
二人が選んだお料理メニュー。
アレルギーのある妹さんにも
お食事を楽しんでほしいからと、
アレルギーに対応したメニューを
相談に行き、お願いし
二人が大好きなギーラ(シャコ貝)お刺身も
お願いして、特別にメニューに加えてもらいました。
テーブルには
二人がお互いのゲストのために
100円ショップで800円で購入した(笑)
ルーターで、貝にゲストひとりひとりの名前を彫った
席札を準備。
さらに、
新郎が海で獲り、二人が中身は食べ(笑)
その貝を新郎がきれいに磨き、
そのテーブルに座るゲストをイメージして
新婦が作った手作りキャンドルを飾り
パーティーの中で、
ゲストの紹介をかねた(チャッカマンでの)
キャンドルサービス。
ゲスト全員に
二人からの「お礼の言葉」を
伝えることができました。
二人の写真をたくさん詰め込んだ
アルバムは、ウエルカムボードを兼ねて
受付に飾った後、
ご歓談中に、みんなで回し見。
それをみて、懐かしんだり、笑ったり。
新婦がしたかった琉装は、みんなに内緒。
お支度の途中で
特別にご両家のお母様と伯母さまを
二人の控室にご案内。
お母様たちに
「琉装姿を最初に見てもらう」という、特別なプレゼント。
お色直し入場は、
なかなか手をつなぐことはないから、と
お互いのお母様と「手をつないで」入場。
ちょっと照れくさそうな新郎。
笑顔のお母様。
お互いのご両親と、相手のご両親への
感謝の言葉。
石垣島と大阪・・・
遠くに離れているけど、
いつも近くに感じてほしいから、
と準備したプレゼントは
二人が一番気に入っている
二人の子供のころの写真を「絵」にしたもの。
受け取ってその絵をご覧になった時の
お父様のちょっとびっくりした、嬉しそうな顔。
とても印象的でした。
新婦のお友達が
二人のために
ちょっと歌詞を変えて歌ってくれた歌。
みんなが本当に聞き入っていて
歌詞が、
ひとりひとりの心に染みわたっていくような
ゆったりとしたひとときでした。
本当は、
自分で獲ったお魚をさばいて
ゲストに振舞いたかった漁師見習(?)の新郎。
でもそれは難しく、
閃いたのが
「まな板にのった魚」ケーキを
新郎のマイ包丁でカット(解体)してみんなに
食べていただく!
届いたケーキはこれ↓
イラブチャー。
水色の鱗が…(笑)
「ケーキの入場」で
全員の拍手をうけ登場し、
みんなが前に詰め掛け、見守るなか
ババーんと箱を開けると
白いケーキの上にイラブチャー(笑)
そんなこんなで、そろそろいいお時間に。
お開き後、お見送りのときには
石垣島に永住することを決めている二人が
いつか家を持った時、お庭に植えたい
「シークヮーサー」のその苗に
ゲスト全員から土をもらい
「土台」をみんなに作ってもらいました。
そして、そのままお庭へ移動で、サプライズ!
二人が大好きな「エイサー」を
ぜひみんなに見て頂こうと、
南人太鼓の皆さんにお願いをして
エイサーを披露してもらい、
(かっこよかったー)
最後は新郎新婦、ゲスト、そして
お食事に来ていたほかのお客様もいっしょに
大カチャーシー大会!
ご両家のお父様も上手にカチャーシー!
心配だったお天気も、ばっちりOK!
そのあと、二人は
浴衣とじんべいに着替えて
石垣島の夜の街(二次会)へと
出かけて行きました。
二人と一緒に
1からに作り上げた、
二人のためだけの
大切な結婚式の一日。
プランナーの仕事をしていて
大変なことはたくさんあるけれど、
一番嬉しいのは
お二人とゲストが
みんな笑顔でお帰りになるのを見送るとき。
このとき、この瞬間のために、
私はプランナーという仕事を
しているんだろうと思うし、
これがあるから、
大変なことがたくさんあるけれど、
やっぱり、
ウエディングプランナーという仕事が
辞められないのだと思います。
ふたりから、
幸せをたくさんわけてもらいました。
ありがとね。お幸せに!!!
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