衣装合わせ:タキシード編
2009年8月16日(日)
本日の石垣島のお天気 ⇒ またまた、快晴
スタッフ狩俣です。
私の本業。
ブライダルコンサルタント。
ある時は、衣装合わせ。
ある時は、新婦の相談役。
ある時は、挙式披露宴を控えた、
ご家族の相談役。
ある時は、・・・・・。
結構、色々な顔を持っています(笑)。
もちろん、
その中で、メインなのが衣装合わせ。
今でも、忘れません。
あれは、6年前の事。
この仕事に就いてすぐ
新郎のタキシード合わせをさせて頂きました。
それまでも、服飾が好きだった私。
余り、不安になることもなく
(とりあえず、先生が採寸してくれるから!)
とにかく、全商品の中から、
合わせることをすれば、大丈夫!
・・・と、挑んだ衣装合わせ。
泣きました。
本気で、
泣きました。。。。。。。。。
何を?
そう。
サイズが読めなかったのです!!!!!
ここ南国、沖縄。
豊かな体型の人が、とにかく多い!
(そうでない方、ごめんなさい!)
特に、男の人。
30年近い私の人生の中で
初めて出会う体型。
S?
M?
L?
そんな単純な話じゃな~いっ!!!
それ以降、
その時の経験で、
今や!どんな人が来ても大丈夫になりました(笑)。
(お客様、ありがとーーー!)
どうして、突然、今日こんな話なのかと言うと・・・
今日、サロンに下見に来られたお一組のカップル。
始めは、新婦のドレスばかりを気にして
ご覧になっていたのですが、
ふと新婦が漏らした一言
「実は、コノ人(←新郎)の事が心配なんです。」と。
聞けば、
「体型が小柄なのに、肩幅が大きい」
「だから、既製服が合わない」
「流行だからって、コートタイプを着ないといけないんですか?」
と。
確かに、業界の新郎タキシードは
ここ最近、フロックコートタイプが主流で
燕尾服やタキシード(長くないもの)を
余り見かけません。
恐らく、他のサロンさんでも
「今、流行ですから」
と、薦められたはず。
でも。
“流行”と“似合う”は違うし
私たちプロに要求されるのは
「似合わせ」の技。
きちんと、ご説明して差し上げるのも
技。
増してや、
「ブカブカの状態」や「袖が長いまま」
着せるなんて、
言語道断。
常に、私が、スタッフ西村に言っている事でも有ります。
結婚式の仕事は、
単に「かっこいー」「いーんじゃない」
・・・なーんて、“ノリ”で携わって良いものでは
決して、無いはずだと思っています。
結婚するお二人や、そのご家族にとっては
大切な一日。
ちょっと「熱すぎるんじゃない?!」と
人は思うかもしれないけれど
熱い人間が、
こんな所に一人でも
居てもいいんじゃないかなぁ~。
と思うのです。
あっ!
サロンドキミコには
アノ人も。
コノ人も。
・・・熱かった(苦笑)。
色々な技があるけれど、
一番のキメ技で、
お客様と対話したい。
そんな事を感じた、今日。
改めて、気づかせて下さった
Sさんご夫妻。
ありがとうございました。
ご来店、お待ちしています!
カリマタユキ
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