米寿(トーカチ)のお祝い:続編
2011年8月6日(土)
こんにちは!
スタッフ狩俣です。
昨日ブログUPした、
「トーカチ(米寿)のお祝い」について…
やっぱり、
気になって、気になって、
気になって、気になって、
「“トーカチ”って、何ていう意味?!」
「何で、竹の引き出物?見たいなものを、必ずつけるの?」
気になって、気になって、気になって・・・。
朝イチで調べました(^^)v
沖縄の色々な事に、困ったら、
こちら↓
那覇出版社から発刊されている
【沖縄・暮らしの大百科】です。
この本。
私のようなナイチャー(本土の人)には、
最大の味方!
沖縄本島のみならず、
八重山諸島・宮古島も網羅し、
衣食住に関わる全ての事柄が、
写真を用いて、
詳細に記されています。
※ちなみに、重箱に詰める料理などは、
味付け・分量・切り方・大きさ(○cmなど)
「知りたい!」事が、もれなく記載されているんです!
さぁ、問題の「トーカチ」。
ありました!!!ありました!!!
《人生の祝いごと》という項目のページに、
ちゃんと、ありました(^ー^)/
沖縄では、厄払いのお祝い事がたくさんありますが、
その中でも、この「トーカチ」だけは、
本土から入ってきたお祝いだそうで、
17世紀より伝来し、今に至っているそうです。
米寿に象徴されている“米”という文字から、
通常、旧暦の8月8日に行われますが、
最近は、家それぞれのようです。
で!
「トーカチ」と言う言葉。
元は、米の升切りに使っていた
竹製の斗掻の事を指すそうです。
米寿のお祝いの際、
升に盛ったお米に斗掻を立てておき、
お祝いに来てくれたお客に、
その斗掻を一本ずつ配った事から、
沖縄では、米寿の祝いの事を「トーカチ」と
呼ぶようになったそうです。
だからー!
↑
コレが、必ず、付いてきてたんですね。
納得、納得。
ちなみに、皆さんの衣裳は、こちら↓
こう揃うと、チャーミングですよね(^^)
ちなみに、沖縄の一地方では、
トーカチの前の晩、
本人が寝てから、模擬葬式を行った風習が
あったそうです。
まだまだ奥深い・・・!
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